■ワードアートオブジェクトの文字の並びの形状を設定する
PresetShapeプロパティを使用します。専用の定数値を設定します。
例．Worksheets("Sheet1").Shapes("VBA").TextEffect.PresetShape
　　　　　　　　　　= msoTextEffectShapeChevronDown
■ワードアートオブジェクトを拡大する
オブジェクトのShapeRangeオブジェクトの、ScaleHeightメソッドを使います。
　　　ShapeRange.ScaleHeight(Factor, RelativeToOriginalSize, Scale)
　　　ShapeRange　　　対象のオブジェクトを指定します。メソッドの所属するオブジェ
　　　　　　　　　　　　　　クトがShapeRangeオブジェクトなので、必ずこのオブジェクトを
　　　　　　　　　　　　　　指定します。
　　　Factor　　　　　　　拡大・縮小率を小数点で記述します。例えば、「2.25」と記述する
　　　　　　　　　　　　　　と、元のサイズよりも2.25倍に拡大します。
　　　RelativeTo 　　　　拡大・縮小の方法を指定します。Trueを指定すると、元のサイズに
　　　　OriginalSize 　　　対する割合で拡大縮小が行われます。Falseを設定すると、現在の
　　　　　　　　　　　　　　サイズに対する拡大・縮小が行われます。
　　　Scale 　　　　　　　拡大・縮小の方向を定数で設定します。
　　　　　　　　　　　　　　　msoScaleFromBottomRight 　　右下が固定で実行
　　　　　　　　　　　　　　　msoScaleFromMiddle 　　　　　　中心が固定で実行
　　　　　　　　　　　　　　　msoScaleFromTopLeft 　　　　　左下が固定で実行
例．このマクロでは左上を固定にして、右下方向に現在のサイズを2.25倍に拡大します。
Selection.ShapeRange.ScaleHeight 2.25, False, msoScaleFromTopLeft
■オブジェクトを左右に移動させる
IncrementLeftメソッドを使用し、オブジェクトを引数に指定した量だけ左右に移動できます。
引数は、正の値をポイント単位で指定すると図形は右に移動し、負の値を指定すると左に移動
します。１ポイントは0.35mm(1/72インチ)です。
　　　shape.IncrementLeft (Increment)
　　　shape　　　　　ShapeまたはShapeRangeオブジェクトを指定します。
　　　Increment 　　図形を水平方向にどのくらい移動させるかをポイント単位で指定します。
例．左に移動させる
Worksheets("Sheet1").Shapes("VBA").Select
Selection.ShapeRange.IncrementLeft -15
■オブジェクトを上下に移動させる
IncrementTopメソッドを使用し、オブジェクトを引数に指定した量だけ上下に移動できます。
引数は、正の値をポイント単位で指定すると図形は下に移動し、負の値を指定すると上に移動
します。１ポイントは0.35mm(1/72インチ)です。
　　　shape.IncrementTop (Increment)
　　　shape　　　　　ShapeまたはShapeRangeオブジェクトを指定します。
　　　Increment 　　図形を垂直方向にどのくらい移動させるかをポイント単位で指定します。
例．上方に移動させる
Selection.ShapeRange.IncrementTop -100